東日本大震災から15年経った今年、Xで「忘れない」震災犠牲者の行動記録についてのポストを見掛けました。
それは、2016年3月に大学教授 渡邉英徳氏と岩手日報社で共同制作された、岩手県における震災犠牲者の「地震発生時」から「津波襲来時」までの避難行動をまとめたデジタルアーカイブでした。
点と線が紡ぐのは、逃げ切れなかった、逃げなかった判断の積み重ね。
これらの行動の軌跡は、過去の話ではなく、これから同じ状況に立つかもしれない、私たちの未来図。
被災者の痛むが多く含まれた、とても貴重なデータ。
「忘れない」とは、3月11日に命を悼むだけでなく、普段から生きている私たちが判断を更新し続けていくことなんだ、と改めて気付くきっかけになりました。

